トラブル関連


私はとても負けず嫌いなので



阿久津弁護士の交渉力は卓越していると言って差し支えない。ここに掲載できるエピソードは限られてしまうのが残念であるが、これはほんの一例であり、他のエピソードを聞いてしまうと、ありきたりの事例に感じてしまう。

*実際の事件とは内容を変えて掲載しています。

「数百万円を騙されて取られてしまった事件を今やっているんですけれど、相手は明らかに詐欺師なわけです。ところが、当の本人はあきらめているわけですよ。その詐欺師が札付きの人なので、取り返すのは絶対無理だって。でも、まあ、ちょっとでも回収できたらいいですよ、ということで裁判を二件起こしました。結果として数百万回収できることになりました。」

_相手は怖い人なんですか?

「いえいえ、本物の詐欺師は怖がらせないんですよ。」

_そうなんですか。でも、取り返すのは無理だと思っていたわけですね。

「そうです。でも、まあ、ちょっとでも回収できたらいいですよ、ということで裁判を二件起こしました。結果として数百万円回収できることになりました。」

_やりましたね。

「本人達は、えらく驚いていましたよ。」

_”まさか帰ってくるとは”という感じですか。

「ええ、とても感謝されました。」

_さすが交渉力の阿久津弁護士。面目躍如ですね。

「まだ支払われていないから、わからないですけれど。支払われるようには持っていっています。当たり前の裁判をして、当たり前の交渉をしたまでですよ。」

_結果を出す自信をお持ちでしょ?

「そうですね。『こういう結果を出してほしい』と言われたら、そういう結果を出せるよう最善を尽くしています。それは交渉なら、交渉でいいし。裁判なら裁判でもいいです。結局、裁判というのは、一つの交渉の道具ですからね。」

_どんなジャンルでも?

「いや、本当に特殊な、知的財産権とか、意匠とか、会社のM&Aとか、そういうのは全然駄目なんですけどね。一般の交渉レベルであったらね。それは、結果を出したいですね。何としても。私はとても負けず嫌いなので(笑)」